ヤンキースvsカブス延長18回。過去の最長延長戦は何回?日本記録は。

2017年5月7日 リグレー・フィールドで行われた、「シカゴ・カブス - ニューヨーク・ヤンキース」戦は、息詰まる延長戦の末に、18回表にヤンキースが野選で勝ち越し、5-4で熱戦を制しました。
この試合で、カブスが26三振、ヤンキースが22三振を喫し、合計48三振はメジャー記録だそうです。
延長12回で打ち切りの日本プロ野球と違い、回数無制限のメジャーリーグではこのような長い延長戦がたまにあります。

ヤンキースは、2015年4月10日にも、ヤンキースタジアムで「ヤンキース - レッドソックス」で延長19回の死闘を演じ、5-6で敗れたことがあります。
そこで延長戦の記録について調べてみました。

メジャーリーグの延長戦最長記録

1920年5月1日 「ブレーブス - ドジャース」

なんと、延長26回で、スコアは1-1でした。

結局、決着がつかなかったのですね。この時代なのでボールが見えなくなってサスペンデッドゲームとなったようです。

驚いたことに、試合時間は3時間50分。そして、先発投手のカドア(ドジャース)、エシュガー(ブレーブス)共に26回を完投しました。

 

日本プロ野球の延長戦最長記録

1942年5月24日の「大洋 - 名古屋」延長28回

メジャーよりも長いんですね。

現在は延長12回打ち切りですし、今後無制限になることはないと思われるので、永久に破られない記録です。
この試合も結局、4-4で日没サスペンデッドゲームとなりました。

しかも、驚くべきことに両チームともこの試合は、この日2試合目。
変則トリプルヘッダーの3試合目だったそうです。

両チームの選手は、この日1日で37イニング行ったことになります。

お疲れ様です。

 

高校硬式野球全国大会の延長戦最長記録

これは高校野球通には有名です。

1933年8月19日の夏の甲子園準決勝戦中京商対明石中」延長25回
25回裏に中京商業がサヨナラ勝ち、1-0で勝利しました。

そして、翌日の決勝戦でも平安中を2-1で下し、前人未到の甲子園3連覇を達成します。
高校野球も現在は15回打ち切り。その以前に18回までと制限がつけられたのはこの1戦のためと言われています。

いずれにしても、これもルールが変わらない限り(短くなっても長くなることはないでしょう)、今後永久に破られることはないでしょう。

 

マイナーリーグ(AAA級)の延長戦最長記録

1981年4月18日にポータケット・レッドソックス(ボストン・レッドソックス傘下)対ロチェスター・レッドウイングス(ボルティモア・オリオールズ傘下)

メジャーを上回って、延長33回(延長32回サスペンデッドゲームが宣言され、6月23日に再開され、1イニングで試合終了)。

もうこれより長い延長戦はないだろうと思ったら、ありました!
しかも日本で。

 

社会人軟式野球の延長戦最長記録

1983年9月20日 第38回天皇賜杯全国軟式野球大会決勝戦「ライト工業 - 田中病院」

この1戦はなんと延長45回までもつれました。
0-0のまま延長戦となり、延長35回表にライト工業が1点を先取。

34回まで0行進ですからこれで決まりかと思いきや、35回裏、田中病院も1点を取り同点に追いつき、延長戦が続きます。

そして、延長45回表、ついにライト工業が1点を勝ち越し、その裏の田中病院の攻撃を0点に抑えて、2-1で勝利!

見事に優勝を飾りました。
実はこの回で決着がつかなければ日没サスペンデッドゲームで再試合になるはずだったそうです。

試合時間は実に8時間25分。

もうこれ以上はないだろう。

私の調べたところでは、1日の延長戦ではこれが最長ですが。。。

 

軟式野球(高校)の延長戦最長記録(継続試合)

2014年8月28日~8月31日 第59回全国高等学校軟式野球選手権大会準決勝戦

中京(岐阜県)‐崇徳(広島県)

3年前のことなので記憶に新しい激戦です。
この大会のルールは、延長は15回まででサスペンデッドゲーム。

翌日に延長16回から決着がつくまで行うことになっていました。

甲子園では延長15回で引き分け再試合。新たに1回表から始まるのと異なりますね。
この試合は、まず延長15回0-0でサスペンデッドゲーム。

翌日も延長16回から延長30回まで戦い、0-0で再度サスペンデッドゲーム。

今日こそ決着がつくだろうと思った3日目も、延長31回から延長45回を、0-0で三日連続のサスペンデッドゲーム。
そして迎えた4日目。

日程の都合で、どうしてもこの日までに大会を終了させなければならなかった事情もあり、この日は延長46回からで最長54回で打ち切りとして、決勝進出チームは抽選とすることも決まっていました。

そして、迎えた延長50回、ついに中京が3点を奪い、3-0で勝利!

4日間に渡ってではありますが、凄すぎます。

そして、この試合は準決勝。どうしても今日中に大会を終わらせなければならないために、この日の正午から決勝戦が組まれていました。
延長50回、少し休憩をはさんで決勝戦。

しかも驚愕すべきことに、中京は三浦学苑を2-0で下し、2年ぶり7度目の優勝を飾りました。
軟式野球は点が入りにくく、硬式野球に比べて延長戦が多いのは事実ですが、いやはや恐れ入りました。


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