メルカトル図法では距離はわからない【正確にわかる世界地図は】

フジテレビで放映された「新報道2001」の北朝鮮のミサイルについての解説で頓珍漢な解説が。

ミサイルの射程範囲を解説するのに、メルカトル図法の世界地図に円形の北朝鮮ミサイル射程距離を重ねて説明して視聴者からクレームの嵐。

その映像画がこちら。

出典:matome.naver.jp

平壌を中心に同心円が描かれて、アメリカ本土までの射程距離を示しています。

すでにツイッターなどで多くの方がツイートをあげていますが、平壌からアメリカ本土までの最短距離を狙うのであれば、東(地図上の右)ではなく、北向きです。

正しい解説をするために必要なのは「正距方位図法」の地図。

こちらのツイートにあるように、TV局には高学歴の方が多くいらっしゃるはずなのに、誰も気が付かないのはどうしたことでしょう?

メルカトル図法は、南極、北極に近くなればなるほど面積が大きくなってしまうことは小学生でも知っていますが、方位についても注意が必要です。

◆フジテレビが用いた地図は「メルカトル図法」ではなく「ミラー図法」で描かれたものでした。

「南北両極が無限遠点になってしまうメルカトル図法の問題を改善した図法で、地理緯度を 4/5 倍してからメルカトル図法で投影して、縦方向に 5/4 倍する」とのこと。つまり、高緯度地方ほど拡大されるメルカトル図法の緯線間隔を調節し、南北両極が描けるよう改善したもの。ただし、経線方向と緯線方向の拡大率が等しくないため、正角図法ではありません。
(wikipedia)

いずれにしても同心円を描いての説明には適さないことは同じです。

 

正距方位図法

正距方位図法を任意の地点を中心にして表示するサイトがないか探してみたことろありました。

マウスの位置や回転角度によらず、水平方向にドラッグすると東西方向に、垂直方向にドラッグすると南北方向に移動するので、地球上のどこを中心にした図も簡単に表示されます。

フジテレビさんに教えてあげたい。

ちなみに、2点間の距離を測るサイトも見つけました。

2点間を結んだ曲線が最短距離のようです。


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