みちびき3号打上成功で私たちの暮らしがどう変わるのか

みちびきで、私たちの生活が便利に

誤差6cmの位置情報システムが確立すると、私たちの生活に様々な恩恵を受けられることが予想されています。

引用:内閣府準天頂衛星システムウェブサイト

ドローン宅配システム

かねてよりamazonなどで噂されていた、ドローン宅配。

しかし、その実現のためには最大で10mの誤差では話になりません。

お隣に宅配されてしまうというトラブルが予想されますね。

しかし、誤差6cmであれば小さなアパートでも正確に宅配することが可能になります。

 

歩行用ナビゲーション

目の不自由な人を音声で道案内するための、歩行用ナビゲーションシステム。

目の見える人なら周囲の風景から誤差を理解することは出来ますが、目の不自由な方にそれは無理。

しかも、単に道案内をするだけでなく、小さな障害物の存在も知らせてくれないと歩行に危険には危険です。

さらに曲がるタイミングがずれてしまうと歩道を歩いているつもりが車道だったということも起こりえます。

ピンポイントで曲がるタイミングを支持するためには誤差を可能な限り少なくする必要があったのです。

 

自動運転システム

自動車の自動運転はすでに実用化が近い段階まで来ています。

自動運転のの自動車には様々なセンサーが設置されて、周囲の情報を事細かに収集しますが、位置情報に誤差があっては、事故につながります。

日本ではまだ法整備が自動運転先進国に比べると大きく遅れているのですが、完全自動運転の実用化のためには誤差の少ない位置情報が不可欠です。

 

大規模農業への応用

日本農業は大規模化で諸外国に大きく後れを取っており、高コスト体質が改善されていません。

高付加価値で勝負する農家も多いのですが、それでも低コストでの大規模農業の実現は急務です。

そこで、位置情報システムを利用して、トラクターなどの農業機器の無人化の実現を目指しています。

これらのシステムによる経済効果は、内閣府によると、2020年には1年間で2兆円の経済効果があると試算されています。

内閣府

「無人化や省力化を進めていくことを通じて、新しい産業創出の起爆剤になる。
みちびきはアジア太平洋地域を飛んでいるので、こういった地域のサービスの創出につなげられる。
重要な取り組みだと考えています。」

 

 

安全保障上の貢献も大きい

実は私たちの暮らし以上に大きな影響があるのは安全保障面での貢献です。

考えたくないことですが、万が一の事態に陥った時に、現代の安全保障に位置情報が果たす役割は非常に大きいのです。

有事の際に国を守るために必要な位置情報システムが、同盟国とはいえ外国にゆだねられている現状は決していい状態とは言えません。

中国は日本に先駆けて衛星を次々と打ち上げているのもそんな理由があってのことです。


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