WBC2017 侍ジャパンのストッパーは牧田!

WBC2017の1次リーグを3戦全勝で通過した侍ジャパン。

順調なスタートでしたが、開幕前から不安視されてきたストッパー問題にようやく見通しが立ってきたようです。

シーズン中の実績から考えれば、平野か松井。

プレミアで悪夢の大逆転を食らってから松井の評価は地に落ち、平野も信頼を得ていない状況。

秋吉、増井も結果を残せず、一時は大谷ストッパー案まで浮上してきました。

その大谷も辞退となり、混迷を極めたストッパー選出。

どうやら首脳陣の発言から今後は牧田がストッパーになりそうです。

果たしてこの決断は是か非か?考察してみましょう。

http://toyokeizai.net/articles/-/13129

まず、大谷ストッパー案にもあるような、本来先発の投手を期間限定でストッパーに起用するという案は個人的には反対です。

2009年にダルビッシュ有をストッパー起用したことが前例となっているようですが、あのときもダルビッシュだから何とかこなしましたが、投球内容としては不安定でした。

WBC球に適応できずに先発で結果を残せなかったダルビッシュの使い方を模索した山田コーチが決断した結果であり、ストッパーとして全幅の信頼を置いて起用したわけではありませんでした。

今回の先発陣でいえば、1イニング限定ならきっちり抑える則元とか、おばけフォークの千賀など面白いとは思いますが。やはりシーズン中との役割が大きく変わってしまうのは不安です。

抑えに適任がいないのであれば、せめて中継ぎ陣から選ぶべきでしょう。

中継ぎならシーズン中から1イニング限定で出てくるので適応しやすいと思われます。

 

となると、牧田以外の候補としては宮西が考えられます。

http://www.ad-vank.com/2017/02/03/post-8865/

確かに宮西はいいと思います。

思いますが、サイドハンドのサウスポーで左打者に対して絶対的な強みを持つだけに、中継ぎで左打者の中軸にぶつけるというのが最も彼の力を生かす起用だと思います。

 

ここで改めてストッパーに求められる資質を考えてみましょう。

ひと昔、いやふた昔前は「三振が取れる」ことがストッパーとしての重要な条件とされていました。

しかし、それは昔のストッパーはランナーを背負った場面で登板することが多かったから。

いわゆる、「火消し役」と言われていたころの名残であり、はっきり言ってしまえば「先入観」以外の何物でもありません。

ストッパーの役割は9回の頭から登板して1イニング抑えることです。

ランナーなしの状態で登板するのですから三振を取る必要はありません。

もっとはっきり言ってしまえば、極端な話、2点リードで登板したら1点取られてもいいのです。3点リードしているのならば2点取られていいのです。

 

現代野球では中継ぎの重要性が増していますが、それはなぜかといえば、中継ぎは2点リードで登板したら、2点リードのままストッパーに渡してほしいのです。

場合によっては、ランナーが溜まった場面での登板もあり得る。

そこをゼロで抑える能力が求められますので、現代の野球では三振を取れる能力はむしろ中継ぎに求められます。

一方、どんな内容であろうと勝って終わればいい。それがストッパーです。

「いや、勝ち方も問題だ」というご意見もあるでしょうが、それは長いペナントレースならば一理ありますが、国際大会では内容よりも結果がすべて。

勝って終われば内容は問わないのです。

 

となると国際大会におけるストッパーの資質で最も重要なのは「経験」「度胸」「自信」といった部分ではないかと思います。

つまり、松井や平野よりも牧田がストッパーとして適任だというのが結論です。

圧倒的なボールがあるわけでもなく、そこそこヒットも打たれ、失点もするけれど、それでも動揺せずに飄々と投げて最終的には勝って終われる。

そんな新しいストッパーとして牧田に期待をしています。


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